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パライバトルマリンの衝撃③

  • 執筆者の写真: Mr.K
    Mr.K
  • 2020年11月2日
  • 読了時間: 1分

更新日:2020年11月10日

1989年のツーソンのジュエリーショウに初めて出品されたこのパライバトルマリンルース最初は80$/ctだったのが、最後は、あまりのネオンブルーの美しさに2000$/ctまで跳ね上がったそうです。

この幻の宝石を掘出すのに、鉱山主は7年かかったそうです。その間、乏しい資金と不安と戦いながら夢だけを追って。やっと到達したパライバ鉱脈。こともあろうか、彼は採掘権を安く手放しました。巨万の富を前に、何してんねん。と言いたくなります。トルマリン鉱脈だから沢山あるとでも思ったのでしょうか。 明日の夢より、今日の現実に直面したのでしょうか。 なんと運のない話です。


ただ、このバタリア鉱山数年で枯渇してしまいます。現在は、僅かながらブラジルでも産出されてますが、大きさも質も発見当時の物とは比になりません。美しさへの憧れと希少性が相まって年々価格は、上昇してます。

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